アルコール性肝硬変にご注意を! [肝臓病]
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アルコールを毎日摂取されている人はいませんか?
これからの季節はビアガーデンなども盛んになり、
ビールを毎日飲まれる方も増えてくるのではないでしょうか?
しかし、アルコールを過剰に摂取すると肝臓病の危険性が高まります。
大量に飲まれる人はとくに要注意で、
肝細胞が炎症を起こしたり、肝臓自体が腫れ上がったりします。
元々肝臓には脂肪を蓄える機能があるのですが、
アルコールを過剰摂取すると、肝臓はその代謝に追われ、
脂肪などの代謝が後回しになってしまって、結果、肝臓に中性脂肪が蓄積されていきます。
もちろんん、アルコールからも中性脂肪が作られますので、
どんどん中性脂肪が蓄積されて行き、アルコール性脂肪肝に発展したり、
ついには炎症を起こして、アルコール性肝炎を発症します。
そうなると、肝機能が著しく低下していきます。
肝炎が起きると、肝臓の線維化が進んで肝硬変の下地が出来てしまいます。
肝硬変の主な原因はC型、B型肝炎ウイルスですが、
アルコール性のものも10%程度あるのです。
肝硬変の症状はこちら
肝硬変になると、線維化した組織を元に戻すのは困難で、
症状が出ないように維持する治療法しか、選択肢がなくなってしまいます。
ですから、お酒の量は許容範囲をしっかり把握しておきましょう。
ビールなら大瓶1本程度ですが、毎日はダメですよ。
しっかり休肝日を作って、肝臓を休めることも重要です。
飲酒家の人はとくに、健康診断で血液検査を受け、
AST、ALT、γ‐GTPなどの数値をチェックしておきましょう。
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